三味線のすすめ

三味線を習得することは世間で言われているほど困難ではありません。

 もちろんそれなりの練習をしなくてはいけませんが、ちゃんとした先生に習い(ここが一番重要です!!!!)順序立てて稽古をすればどんな人でも必ず弾けるようになります。 

よく、習い始める年齢を気にする人がいますが、気にすることはありません。 もちろんプロを目指すつもりならばそれなりの条件は必要ですが、生涯の趣味として三味線を習うのであれば年齢など考慮する必要は全くありません。 

私の経験上ほとんどの人が一年程で相当うまく三味線を弾くことが出来るようになります。 


さて、 三味線には大きく分けて三つの種類があります。

 一番大きな物が太棹(ふとざお)

  -太棹を使用する音楽 義太夫・じょんがら等-

 一番小ぶりな物が細棹(ほそざお) 

  -中棹を使用する音楽 常磐津・清元・大和楽等-

太棹と細棹の中間が中棹(ちゅうざお)

  -細棹を使用する音楽 長唄等-              

※棹:ギターでいうネックの部分


細棹とは文字通り三味線の中でも一番細い棹で出来ています。

 三味線を習うならばこの細棹を使用する長唄から始めるのが一番だと思います。

理由は色々とあるのですが、 少しばかり専門的になるのでここで説明するのは控えます。 

とりあえずは私がその長唄の専門家であるということでご理解いだきたく思います。